はちみつを歯に塗ってたら虫歯になった話

アイキャッチ画像はちみつ
ひろほれ

わたしが歯列矯正をするきっかけは、虫歯の治療だったのですが、虫歯治療のきっかけは「はちみつ」でした。良かれと思ってやっていたことが、歯には裏目に出てしまったのです。

「はちみつは食べても虫歯にならない」「はちみつを歯に塗ると虫歯予防になる」と言われてますが、本当にそうでしょうか?

今回は、わたしが歯をきれいにするためにやっていたことが、逆に歯をダメにしてしまった”しくじり体験談”です。

でもはちみつを否定する話ではありませんのでよろしければ最後までお読みください。

目次

虫歯騒動

こんにちは。”ひろほれ”です。

わたしは50歳からワイヤー矯正を始めました。以前に「わたしがワイヤー矯正を選んだ理由」を記事にしてますので、こちらも是非お読みください↓

離婚騒動とコロナでストレスMAX

この記事の趣旨と違ってきますので詳しくは書きませんが、40代半ばに離婚騒動がありまして...3人の子どもを育てるだけでも精一杯の中、いきなり世帯主となり、わたしが生計を立てなければならないという状況に追い込まれ、プレッシャーと不安の波が一気に押し寄せてきました。でも落ち込んでる暇もなく、急に社員として働けるわけでもなく、当時はダブルワーク、トリプルワークで限られた時間の中、必死に働いてました。

店舗と飲食業での勤務でしたので、コロナで仕事も無くなり、新しい仕事の面接も何度となく落とされ、7社目でやっと採用を頂きました。今もこの会社で勤務しております。

何が言いたいのかといいますと、40代はそれはもう大変だった、ということです。
まぁ不幸自慢はさておき、ただただ生活することで一日が過ぎる。という毎日でしたので、子供の歯医者は連れていくけど、自分はまぁいいや。と思ってました。

鏡に映る黒い歯に絶句...

それでも、元エステティシャンとして、ある程度美容と健康には気を付けていました。特にわたしの年齢は更年期にさしかかる不安定な時期です。過度のストレスはお肌の大敵です。今まで普通に動かせていた身体が急に痛み出したり、自由に動かせなくなったり、ということはよく聞く話です。

新しい職場にも慣れ、生活も少し落ち着いてきたある日、歯磨きの後、自分の歯が気になり、鏡でチェックしてみました。

「う”~ん。やっぱ歯並び悪いなぁ~…でもしょうがないか。」口を広げて奥のほうを見たとき、

「あれっ⁉なんか黒いけど、何⁇」

生え際の虫歯

痛みもないし、虫歯なんてあるわけないし(意味不明な自信です)一体これはなんだろう?普通虫歯って歯の溝や歯と歯の間にできるもの(だと思ってた)なのに、生え際が黒いって聞いたことないな。

はちみつは歯に塗っちゃダメ?

あれこれ思い返してみると、5年程前に、「はちみつ療法」を提唱する代替医療師Vanilla先生を知り、講座もいくつか受けて、”はちみつ生活”というか、糖を切らさない生活を心がけていました。実際、離婚騒動や仕事探しで疲労度MAX、ストレスMAXにもかかわらず、体調も崩さずメンタルも保てたのは糖を切らしてなかったからだと実感してます。

が、問題は「寝る前にはちみつを歯に塗っていたことです。

Vanilla先生の”質問道場”というオンラインサロンがあり、そこでは会員限定で健康や美容などををテーマに色々お話しされてました。「歯」がテーマの回があり、先生は、「歯に関しては専門ではない」と言ったうえで、ご自分が作ってる歯磨き粉や、「はちみつで虫歯にはならない。」ことなど、わたしにとっては「目からうろこ」のお話をされ、その日からVanilla先生の言っていた歯磨き粉を自分でも作ってみて、歯を磨くようになりました。

その歯みがき粉には”炭(竹炭や麻スミパウダー)”を入れてました。クレイも入れていました。たまに”オイルプリン”(ココナッツオイルを口に含ませ、しばらくグチュグチュさせた後ペッと吐き出す)もやってみたり。ココナッツオイルの中に”炭パウダー”を入れたりもしてました。そして寝る前には、はちみつを歯に塗ってました。

盲信って怖いですね。「なんか歯の調子いいみたい」と思い込み、毎日その手作り歯みがき粉やはちみつで磨き、頻繫に”炭入りオイルプリン”でデンタルケアしてました(笑)

そんな中で発見した歯の黒ずみ。原因はもうこれしか浮かびません。

後日、質問道場で「あの歯みがき粉は良くなかった」とVanilla先生もおっしゃってました。

誤解しないでいただきたいのは、わたしは、はちみつを否定しているわけでも、Vanilla先生を否定しているわけでもありません。はちみつで確かにわたしの身体も肌も良好な状態になりました。でも歯は別でした。Vanilla先生の、「歯に関しては専門ではない」という言葉を聞き流してたこと、とっても悔やまれますが、残念ながら、もうわたしの歯は元どうりには戻りません。

虫歯の原因はハチミツじゃない?

ただ気になるのは、歯医者のサイトによって、「はちみつは歯を強くする、虫歯予防になる」と主張していたり、逆に「はちみつも糖だから虫歯の原因になる」と、はちみつに限らず糖の摂取を控えるように促していたり、よく分からないんですよね。

悩める人

どっちがほんとなの?

わたしも、自分の歯が虫歯だらけになって、最初は「はちみつを歯に塗ってたからだ。」と思ってたのですが、「はちみつは虫歯予防になる」という主張も間違っているとは思えなくて。メタトロン(波動測定器)を測定してくださった治療院の先生も、はちみつを歯磨き代わりにしてる。と言ってたし…

何故なんともない人と、虫歯になる人といるのだろう?なにが違うのだろう?

このまま、はちみつを摂らないようにすれば虫歯は防げるのだろうか?疑問が次から次に浮かんできます。

納得するまでちょっと調べてみます。

虫歯ができるまで

一般的に言われている、糖が口の中の細菌の餌になり、虫歯になっていく過程はこんな感じです↓

この、「脱灰」(だっかい)された状態が続くと虫歯になるのですが、口の中の唾液には、糖質や酸を洗い流し、中和してPHを元に戻す力があります。

更に唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給して、歯の表面を修復してくれます。これを再石灰化といいます。

ひろほれ

唾液による再石灰化で歯は守られてるんですね。

歯の再石灰化イラスト

つまり、糖質を摂ると、歯の表面が酸性になる酸により歯の表面が溶けてゆく唾液による再石灰化で酸を中和し、溶けてしまった歯の表面を修復するというサイクルがうまく回っていれば虫歯にはならないのです。

歯の健康を保つトライアングル

ではなぜわたしは虫歯になったのか?それは歯の修復(再石灰化)が脱灰に追いつけなくなってしまったからということになります。

なぜ再石灰化が追いつけなくなったのか?それは更年期や過度のストレスで、唾液の分泌が減少し、歯の表面を中和できなかったから。ということが大きな要因と考えられます。

わたしが絶句した歯の根元の虫歯

ちなみに、わたしがある日鏡を見て思わず絶句した、奥歯の根元の虫歯ですが、あれは「根面う蝕」(こんめんうしょく)という虫歯でした。加齢などの影響で歯茎が下がり、歯の根の部分が露出したところにできるもので、40代以降では急激に「根面う蝕」のリスクが高まるそうです。

虫歯の原因は糖ではない説

一方で、「糖が虫歯の原因ではない。」と主張される医師や、歯科医師もいます。医学博士﨑谷博征氏の著書によると、

糖質制限や歯磨きを行っても虫歯を予防できないことは、米国の教科書にも記載されている事実です。実際の虫歯の多くは、ストレスホルモン(エストロゲン)などの上昇による唾液腺の分泌の低下によって引き起こされています。

唾液の分泌が低下する甲状腺機能低下症では、虫歯が必発です。

ショ糖が豊富に入った食品は、甲状腺機能を高めることが分かっています。

ショ糖とほぼ同じ糖の組成を持っているはちみつは甲状腺機能を高めます。甲状腺機能が高まり、唾液腺を活性化することで、虫歯を予防することができるのです。

引用:「自然治癒はハチミツから」﨑谷博征/有馬ようこ 著

つまりは、虫歯になるから糖を摂らない。となると、甲状腺機能が低下し、それによって唾液の分泌も低下してしまい、結局虫歯を誘発することになる。という悪循環が生まれてしまうのです。

ということは、はちみつや黒糖などの糖類は虫歯の原因というより、歯の表面を酸性にする物質であって、虫歯の本当の原因は、エネルギー不足で唾液が充分に分泌されてないことにある。と考えると、今回のわたしの虫歯騒動も腑に落ちます。

ポイントは唾液の分泌が充分であるかってことですね。でも「唾液が少ないなぁ」って自覚症状なんてありませんでした。

糖と唾液と虫歯の関係イラスト

炭の歯磨きも効果なし

ついでに、わたしが歯のお手入れに頻繫に使っていた「炭パウダー」について言及します。

「ホワイトニング効果」「口臭予防」を期待して、活性炭入りの歯みがき粉が出回っていますが、イギリスの研究論文によると、

活性炭入り歯磨き粉が、他の歯磨き粉と比べて歯を綺麗にしたり白くしたりするのに優れている証拠がない。

活性炭の研磨性が高すぎて、人間の歯の保護エナメル層を磨耗してしまうことがある。

濃い木炭ペーストの場合、きちんと歯磨きをしないと歯を汚したままにする可能性もある。

炭のかけらが詰め物や修復物に付着する心配がある。そして、時間の経過とともに、歯の修復物を永久的に変色させるおそれがある。

炭の歯磨き粉で歯を磨くのはあんまりよくないよ 「Britishi Dental Journal」より引用

炭も「歯に塗る」ということは避けたほうがいいのかもしれませんね。わたしは自分の歯で体験済みですのでもう使いません(笑)

まとめ ~はちみつは食べるけど歯には塗らない~

今回、わたしの歯に起こったことをまとめますと、

虫歯騒動
  • 更年期と過度のストレスで唾液の分泌が減少していた
  • 毎晩はちみつを歯に塗っていた
  • 歯の表面が徐々に溶け出し(脱灰)もろくなっていた
  • 唾液の減少により、歯の修復(再石灰化)が追いつかなくなっていた
  • 加齢などの影響で歯茎が下がり、歯の根元が露出し、"欠け”や虫歯ができた
  • 炭パウダーなどで歯磨きしたことにより、虫歯部分が黒く色素沈着した

さて、はちみつはこれからどうするか?とりあえず、今後は歯に塗ることは絶対にしません。でもはちみつは食べます。食べた後は口をゆすいで、口の中を中和させます。本物のはちみつ自体は、素早いエネルギー補給になり、甲状腺機能を高めることで唾液の分泌を促すので、結果的に虫歯予防に繋がりますから。

読んでいただきありがとうございました。

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