大人になって歯列矯正をする。となると、ほとんどの人が【抜歯】をするのではないでしょうか。
抜歯後は抗生剤を飲み、痛かったら痛み止めを飲んで安静に過ごす。。。
わたしは、抗生剤も痛み止めも飲みませんでしたが、特に悪化することもなく、その後矯正生活が始まりました。
今回は「抜歯しても薬は飲まなくていいよ」ということを伝えたいのではなく、「まぁこんな人もいるんだなぁ」という感じで軽~く読んでいただけたら嬉しいです。
参考にしないでね~♬
抜歯がこわい
こんにちは♬ひろほれです。わたしは50歳から歯列矯正を始めました。矯正を決断するまでの経緯をブログにまとめてますのでよろしければお読みください↓
わたしがこの歳になるまで矯正できなかった理由を振り返ってみますと
- いい歯医者を見つけられなかった
- ワイヤーに抵抗があった
- 自己投資とはいえ、大きな出費になるので一歩踏み出せない
- 歯を抜きたくない
- きれいになるのに時間がかかりすぎて、終わりまで待てない
今思うと、この5つの中のひとつでもクリアになった時、芋づる式にすべての不安材料が希望に変わりました。
私の場合は、「ここだ!」と思う歯医者を見つけたので、年齢を考えても、もう今しかないし、ワイヤーのことも、費用のことも、抜歯の心配も,ここでやるならなんとかなる。と急に前向きに考えるようになりました。
それでも気になる抜歯のこと
矯正を決意し、順調に治療が進んでる間も、「本当に数か月後は矯正してるんだろうか…?」「このまま虫歯治療で終わっちゃってもいいんじゃないかな…?」と、矯正するっていうことがどこか他人事のようで、自分で決めたはずなのに、「今ならまだやめれる。」と思うこともよくありました。
なぜこんなに矯正をためらってしまうのか。というと、やはり『抜歯』が怖いのです。
人間の体って、すべてに無駄がなく、絶妙にバランスをとって生きている。と思っているわたしにとって、健康な歯を抜く。という行為は不自然すぎて、抜歯後わたしの体のバランスが崩れて何かしらの症状が出るのではないか?という不安がずっとつきまとってました。
20代で親知らず4本抜いた時は、まだ体のことも分かってない頃なので、なんのためらいもなく抜けたんですけどね。
あとは、完全な自己都合で大事な歯を抜く、ということに対する罪悪感。矯正したい気持ちと、そのためには2本の歯を犠牲にしなければならない罪悪感でいつも心が揺れていました。
とうとう抜歯の日
虫歯治療がひと通り終わり、いよいよ抜歯の時がやってきました。
あれほど怖がっていた抜歯ですが、特に気負いもなく、抜歯当日は意外と淡々と現実を受けとめていました。まぁ自分で決めたことですからね。
麻酔をするので、抜く時の痛みはありませんが、なんか「ミシミシッ」って音が聞こえて、「あぁ、すごいことしてるんだなぁ」って感じてました。
あ~ぁ。本当に抜いてしまった。もう後戻りはできないんだな。やるしかない。抜歯で空いたスペースを埋めて歯並びを整えるしかない!
歯抜けの顔を見て、気合いが入りました。
わたしが薬を飲まなくなった理由
抜歯した日は麻酔がまだ効いてるのか、痛みはありませんでした。
ほんとに抜いちゃったなぁ~。歯を抜くということは、体の一部が無くなるということ。これでよかったのだろうか...抜歯なしのマウスピースにしておけばよかったかな。
ずっと鏡を見ては、そんなこと考えてました。
抜歯した次の日、抜歯箇所の消毒に行きました。なぜかその後からズキズキ痛み始めてしまいました。
う~ん⊛でも、薬は飲みたくないな。。。
結局、抜歯後は、出された抗生剤も痛み止めも飲まずに養生しました。
何故痛みがあったのに薬を飲まなかったのか?というと、以前に薬が原因で体がボロボロになった経験があったからです。
わたしの健康年表
わたしは子供の頃から体が弱く、風邪をひけばすぐ中耳炎になるし、クラスで風邪が流行れば必ず移ってお休みするはめになる。そんな子でした。
そんな病弱な自分が嫌で、周りの元気な子と自分を比べては落ち込んでいました。
体の弱いわたしと、丈夫な子との違いは何だろう?いつもこんなことを考えて、周りを観察してるうちに、丈夫な子に共通する点が見えてきました。
- 兄弟が多い
- 両親が共働き家庭
- 外遊びが多い
- 衛生面にあまりこだわらない
- 根が明るい
- 何でも食べる
- ちょっとのことでは病院に行かない
わたしの周りにいた丈夫な子はだいたい以上のような特徴がありました。体が弱いわたしにとって、この子たちは憧れの存在です。なんとかこの子たちのように丈夫な体になりたくて、真似できることから始めていきました。
「風邪をひけば薬を飲む」というのが常識であるかのように、何かしらの症状が出るとすぐに薬を飲む、という生活を送っていましたが、
「本当に薬が必要なのだろうか?薬を飲まなければ、治らないのだろうか...?
と、ぼんやりではありますが、薬や病院に対して違和感を感じ始めたのはこの頃からです。
健康に気をつかう。といっても、まだ子供でしたし、今ほど情報が入りにくい時代でしたので、テレビや雑誌などからインプットするしかなく、その結果、大人になるにつれて、間違った健康情報に流されていきました。
以下はわたしが実践してきた健康法と体調を年代順にまとめたものです。↓
年代 | 出来事 | 生活状況、主に気を付けたこと | 師匠 | 体調 |
---|---|---|---|---|
10代 | 学生 | お菓子を食べない 油物は避ける サラダを食べる | 鼻炎 中耳炎 虚弱 | |
20代前半 | エステティシャンとして勤務 | サプリを飲む 化粧品を色々試す 野菜を食べる プロテイン飲む 外食多し | 鼻炎 中耳炎 肌荒れ | |
20代後半 | 結婚 | 耳鼻科に頻繁に通う 鼓膜切開数回 抗生剤など薬を多飲するようになる⇒薬が効かなくなる⇒体調悪化 風水 スピリチュアルにハマる | 中耳炎が頻繁に起こる 肌荒れ 不妊 | |
30代 | 出産 専業主婦 | 断薬 マクロビ 早寝早起き スピリチュアルにハマる | 安保徹 東城百合子 若杉ばあちゃん他 | 不妊 肌のくすみ 虚弱 |
40代前半 | 子育て パート | マクロビ 早寝早起き 多忙 | 安保徹 内海聡 真弓定夫他 | 肌のくすみ 肝斑 シミ |
40代後半 | 離婚 | はちみつ PUFAフリー ヨガ 多忙 | 有馬陽子 崎谷博征 安保徹 | メンタル向上 肌質改善 |
ざっくりと挙げただけですので、この限りではありませんが、その時々の精いっぱいの体への気遣いだったつもりです。
特に20代後半では、ちょっとした風邪でも抗生剤を飲んで、「前もって飲んでおけばひどくならない」と勘違い。結果、耐性ができてしまい、薬が効かない体になってしまいました。その後、断薬しましたが、その過程でひどい肌荒れに悩まされました。薬で壊れた体を元に戻すのは時間もかかりますし、大変です。この痛い経験があったので、それ以降、薬を安易に飲むことはやめました。
自分の体にとって真実の情報を得るって実はすごく難しいことだなぁ、って思います。
ほんと、良かれと思ってやっていたことがことごとく裏目に出てしまいましたから。
わたしの場合は、間違って体をこわしたことで、真実に気づく。まぁ痛い目に遭うことが必要な人生みたいです(笑)
全然参考にならない抜歯後の過ごし方
というわけで、歯を抜くときに大量の麻酔を体に入れてますから、あとは自分の体の動揺がなくなるまで安静に過ごそう、と思い、薬以外でできることを実践しました。
ホメオパシーとレメディーについて
レメディ(アコナイト)を飲む
※レメディ:一般の薬とは異なり、生命エネルギーに働きかけ、自然治癒力のスイッチを入れるもの。
ホメオパシーに使われるものです。
※ホメオパシー:体が治ろうとして発する症状を観察し、それと同じ症状を呈するレメディを与えることにより、体の治癒を促進させる療法。
レメディ(アーニカ、ハイペリカム、フォスフォラス)を飲む
引き続きレメディ摂取、波動音楽を聴き流す、クレイでパック、コラーゲンスープ(ボーンブロス)を飲む、イトウテルミー(お灸)
わたしはホメオパスではないので、詳しい説明は控えさせてもらいます。
本当は、ホメオパス(ホメオパシーの専門家)にかかって、適切なレメディーを処方してもらうことが一番なのですが、近くにホメオパスもいなくて、お金もかけてられないので、自分で調べて、「これかな?というのを摂ってました。
レメディーは薬ではないので、副作用の心配はありません。効かなければ状態が変わらないだけなので、誰でも取り入れやすいと思います。
上記の他にも、症状に合わせてレメディーを変えてみたりしてました。
参考にしたのは由井寅子著「ホメオパシーin Japan」と、「ヨコハマヒーリングデンタル」のホームページです。
波動音楽について
私たちを取り巻く全ての物質は固有の振動(周波数)を持っており、この振動が「波動」である。
というのが「波動」の定義です。
人間の臓器や細胞などにも固有の周波数があり、その周波数の乱れがいろいろな病気の引き金になると考えられています。
今は、バイオレゾナンスという、体にある特定の共鳴を与えることで、体のエネルギーの測定と治療が行える波動療法が広まりつつあります。
周波数を調べることで、不調な臓器、その原因を特定し、自然治癒力を引き出して体を整えるのですが、それなら抜歯後の痛みを緩和させる波動を与えたらいいのでは?と思い、探してみました。
YouTubeで調べてみると結構ありました。
これはイヤホンで聴き流してました。
。
とはいえ、薬のようにピタッと痛みがなくなるわけではないので、良い周波数の音を聴くことで、徐々に回復するのを待ちます。
Twitterの矯正アカを見てると、抜歯後の痛み止めは必需品だと呟いてる方が多いのに驚きました。薬は一定時間痛みの感覚を麻痺させるだけで、時間がたてばまた痛みが戻ってきます。どうしても我慢できないのならともかく、「痛み」というのも、体にとっては大切な反応のひとつだととらえて、上手くつき合うという選択もありだと思います。これは数々の失敗から学んだことです。
クレイでパック
日ごろから、フェイシャルケアにクレイを取り入れてるのですが、このクレイ、痛みにも効果的なんです。
クレイにも色々種類がありますが、痛みや炎症を抑えるのには、「グリーンイライト」がおすすめです。
コラーゲンスープ(ボーンブロス)を飲む
からだの修復にはアミノ酸が欠かせません。特にコラーゲンは体内で足りないアミノ酸に分解されるので、万能成分なのです。
世の中にはコラーゲンサプリやコラーゲンドリンクなど、コラーゲンを謳った商品があふれています。でも低品質のものが多く、かといって、品質のしっかりしたコラーゲンは値段が非常に高いので泣けてきます。。。
それなら自分でコラーゲンスープを作ろう!と思い立ち、週末は鶏がらスープ、牛すじスープを作り置きするようになりました。
歯を守るため、子供たちの健康を守るため、こうゆう時間は惜しんでられません。
抜歯後の痛みから回復するまで
まず、左上4番から抜歯して約2週間ほど痛みに悩まされ、抜歯から1ヶ月後、次は右上4番の抜歯。
経過のまとめです。
その間、抗生剤も痛み止めも飲んでません。抜歯後はお粥で…という方が多いようですが、わたしはいつも通りの食事をしてました。ただ、抜歯痕にあまり触れないように気を付けて食べなくてはならないので、食事時間はいつもより長くなりました。会社もいつも通り出勤してました。
抜歯後の血餅は取れないように守る!という話も抜歯後しばらくしてから知りました。つまり、抜歯後に大抵の人が実行することは、何ひとつやってなかったです(笑)。
抜歯前 | レメディー(アコナイト) |
左上4番抜歯後 | レメディー(アーニカ、ハイペリカム、フォスフォラス他その都度症状に合わせて) 次の日の消毒後から痛み出す 波動音楽を聴き流す、クレイ 2週間ほど続く |
抜歯前 | レメディー(アコナイト) |
右上4番抜歯後 | レメディー(アーニカ、ハイペリカム、フォスフォラス他) 今回は消毒なし 波動音楽、クレイ、イトウテルミー(お灸)、クレイ 2週間程で治まる |
- 抜歯後の消毒は必要ない
- 抜歯後、特に変化がなければ抗生剤も痛み止めも必要ない
- 抜歯後、縫合して糸がすごく気になったので、抜糸は1週間後ではなくもっと早くてもいいのではないか
- 抜歯後1か月くらいから謎の鼻炎が3か月程続いた
- やはり抜歯はしないほうが良い
- 抜歯なしで矯正するならやはり子供の頃に済ませておくべき
その他気を付けたことは、抜歯痕に歯ブラシをあてない、ブクブクうがいをしない、安静にする、くらいですかね。以上がわたしの抜歯後の過ごし方です。全く参考にはならないと思いますが、薬はなくとも抜歯後は過ごせる、という良い例だと思います。
一番の難関だった抜歯が終わりました!やっとワイヤーが付きます。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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